こんにちは!PCソフトの検証とデジタル整理術をテーマに活動している、テックライターの松本 拓也です。

「車のカーナビがブルーレイに対応していないので、子供のためにDVDに焼き直したい」 「実家の両親に孫の運動会映像を送りたいけれど、実家には古いDVDプレイヤーしかない」「ブルーレイレコーダーの容量がいっぱいになったので、画質を落としてでもDVDに退避させたい」

そんな悩みをお持ちではありませんか?

映像の主流はブルーレイ(BD)や4K配信に移りましたが、再生機器としてのDVDプレイヤーの普及率は依然として高く、特にカーナビや寝室のサブ機などではDVDしか再生できないケースがまだまだ多いのが現状です。

そこで今回は、高画質なブルーレイをDVDに焼くための具体的な手順を、2026年現在の最新情報に基づいて解説します。なお、市販・レンタル作品やテレビ録画など、コピーガード解除や著作権が関係するディスクは、必ず権利関係とお住まいの国・地域の法律を確認したうえで、適法な範囲で扱ってください。

ブルーレイをdvdに焼く

あなたの目的に合わせて最適な方法を選べるよう、それぞれの違いと手順を整理しました。初心者の方でも迷わず進められるように、自作ブルーレイ、テレビ録画、コピーガード付きディスクで何が違うのかを先に確認しながら、ブルーレイをDVDへ変換する流れを分かりやすく解説していきます。

1. まず確認!あなたが「DVDに焼きたいブルーレイ」はどのタイプ?

作業を始める前に、手元にあるブルーレイディスクの種類を確認しましょう。それによって、パソコンが必要なのか、レコーダーだけでできるのかが決まります。

タイプA:市販・レンタルの映画やライブ

お店で買ったり借りたりしたブルーレイソフトです。

  • 特徴: AACSなどのコピーガードが施されている場合があります。
  • 解決策: 家庭用レコーダーでは通常コピーできません。コピーガード解除が関係する作業は、著作権法や利用規約の制限を受けるため、権利上問題のない範囲でのみ検討してください。

タイプB:自作のホームビデオ

ビデオカメラで撮影して、パソコンやレコーダーで作成したブルーレイです。

  • 特徴: コピーガードがかかっていません。
  • 解決策: パソコンで自由にコピーできますし、お店に頼むことも可能です。

タイプC:テレビ番組を録画したもの

地デジやBS放送をレコーダーで録画したブルーレイです。

  • 特徴: デジタル放送向けのコピー制御や、AACS / CPRMなどの保護方式が関係します。
  • 解決策: 基本的にはパソコンを使わず、ご家庭のブルーレイレコーダーの正規ダビング機能で作業します。コピー回数やムーブ可否は番組・機種・録画モードによって異なります。

あなたのディスクがどれに当てはまるか分かりましたか? それでは、それぞれの具体的な手順を見ていきましょう。

2. 【タイプA】市販・レンタルの映画ブルーレイをDVDに焼く手順

ここからはタイプA、つまり映画やアニメの市販・レンタルブルーレイをDVDに焼きたいと考えている場合の注意点です。市販のディスクにはAACSなどのコピーガードが施されているため、通常のコピー操作や家庭用レコーダーの機能ではダビングできません。

また、日本ではコピーガード解除を伴う複製が、私的利用であっても著作権法上問題になる可能性があります。そのため、この章では「なぜ難しいのか」「どのような点を確認すべきか」を整理し、実際の作業は権利者の許諾がある素材や、自作・業務用など権利上問題のないブルーレイに限定して考えてください。

必要なもの
  • パソコン
  • ブルーレイドライブ(外付けでもOK)
  • 空のDVD-R
  • ブルーレイDVD変換ソフト(権利上問題のないディスクで使用)

なぜブルーレイからDVDに変換するのは難しいのか?

ブルーレイをDVDにするには、コピーガード解除の有無とは別に、解像度の変更という高度な処理が必要です。ブルーレイの画質(1920×1080)を、DVDの画質(720×480)にダウンコンバートし、さらにDVD-Videoとして再生できる形式に整える必要があります。これを無料ソフトだけで行うと、複数工程になりやすく、初心者にはかなり複雑です。

2-1. 無料でできる?おすすめソフトの比較

では、パソコンで作業する場合、どのソフトを使えばいいのでしょうか? まずは、コストをかけずに無料ソフトだけで実現する方法と、その難易度について解説します。

手間はかかるが無料!フリーソフト連携コース

「どうしても1円もかけたくない」という場合は、コピーガードのない自作ブルーレイであれば、複数のフリーソフトを連携させてDVD化できる場合があります。ただし、難易度は非常に高く、PC操作に慣れている方向けです。

Step1
リッピングソフトでデータを吸い出す

まずは以下のようなソフトで、権利上問題のないブルーレイ素材をPCに取り込みます。ただし、それぞれに注意点があります。

MakeMKVMKVとして取り出せる場合がありますが、抽出されるファイルサイズが大きく、後工程のDVD作成ソフトが処理しきれずエラーになる場合があります。そのため、別途圧縮作業が必要になり、初心者にはあまり向きません。

HandBrakeこれ単体ではコピーガードを��除できません。事前に別の解除ソフトを通す必要があり、二度手間になります。

DVDFab HD Decrypter: 無料版で解除できるのは「発売から1年以上経過したディスク」のみです。最新のコピーガードには対応していません。

Step2
ライティングソフトでDVDに焼く

吸い出した(または圧縮した)データを、空のDVDに書き込みます。

この方法のデメリット 以下の3つの理由から、初心者の方にはあまりおすすめできません。

3つのデメリット
  • 手間がすごい: 複数のソフトを行ったり来たりするため、1枚作るのに3時間以上かかることもザラです。
  • コピーガード解除には非対応または制限がある: AACSなどの保護があるディスクでは、読み込み段階で止まるケースがあります。コピーガード解除を伴う作業は法律上の確認も必要です。
  • エラー多発: 音ズレや書き込み失敗が起きやすく、PCに詳しい人向けの「玄人コース」です。

2-2. 「DVDneXtCOPY Blu-ray コピー」ならワンクリックで完了

そこでおすすめしたいのが、難しい設定なしで使える「DVDneXtCOPY Blu-ray コピー」です。

無料ソフトでは複数のツールを使い分ける必要がありましたが、このソフトは製品名こそコピーですが、実用的な「ブルーレイ DVD 変換」という専用モードを搭載しています。このモードでは、ブルーレイ映像をDVD規格に合わせて変換し、DVDディスクに保存できます。権利上問題のないディスクであれば、取り込みから変換、書き込みまでの流れを1本で進められる点が便利です。

市販ブルーレイをdvdに焼く

さらに、以下の強力なメリットがあります。

 5つのメリット
  • コピーガード解除に関する情報を確認できる: 対応範囲は製品仕様、ディスクの種類、地域の法律によって変わります。市販・レンタル作品を扱う場合は、必ず権利関係と利用条件を確認してください。
  • 無料体験版あり: 体験版の利用条件や処理可能枚数は変更される場合があるため、最新情報は公式ページで確認してください。少量のディスクで使い勝手を試したい場合に便利です。
  • 自動ダウンコンバート: ブルーレイの大容量データを、DVD規格に合わせて圧縮変換できます。
  • GPU加速: 対応環境では、変換や書き込みの処理時間を短縮できます。
  • サポート体制: 操作に迷った場合に問い合わせ先があるため、無料ソフトを自己解決で使うより安心です。

ブルーレイをDVD規格に変換して焼きたい場合、複数ソフトをつなぐよりも分かりやすい選択肢です。

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ブルーレイをDVDにコピーする手順

では、実際にこの機能を使って変換する手順を見ていきましょう。驚くほどシンプルです。

Step1
ブルーレイを読み込む
 

ソフトを起動し、パソコンのドライブにブルーレイディスクをセットします。対応範囲内のディスクであれば自動的に読み込みが始まります。コピーガード解除が関係するディスクを扱う場合は、事前に権利関係と法律上の扱いを確認してください。※ISOファイルの場合は、「ソースの追加」をクリックして読み込みます。 

ブルーレイをdvdに焼く

Step2
「ブルーレイ DVD 変換」を選択

コピーモードの中から、アイコンの「ブルーレイ DVD 変換」をクリックします。 (※「フルディスク」などのコピーモードではない点に注意してください) 

ブルーレイをdvdに焼く

Step3
開始

空のDVD-Rを入れ、下の「開始」ボタンを押すだけ。 

「データの読み込み」「画質の圧縮変換」「DVDへの書き込み」。これらの工程が画面の案内に沿って進みます。DVD-Video形式で作成し、最後にファイナライズまで完了すれば、多くのDVDプレイヤーやカーナビで再生しやすいディスクになります。

2-3. 「お店」に頼める?カメラのキタムラ等の対応状況

「パソコンは苦手だし、お店でやってもらえないかな?」 そう考えて、ブルーレイをDVDに焼く店を探している方もいるかもしれません。

ただし、市販の映画やテレビ録画のダビングは、店舗サービスでは原則として受け付けてもらえません。カメラのキタムラやヤマダ電機などのダビングサービスは、基本的に著作権上問題のない個人撮影の映像(タイプB)を対象にしています。

つまり、お店に依頼できるのは、結婚式、運動会、発表会など、自分で撮影したブルーレイや権利者の許可を得た映像が中心です。

3. 【タイプB】自作ブルーレイ・ホームビデオをDVDにする方法

「自分で撮影した結婚式や運動会のブルーレイを、親戚に配るためにDVDにしたい」 このタイプB(自作・保護なし)の場合、コピーガードがかかっていないため、お店に頼むという選択肢が使えます。

方法①:お店に頼む

「パソコンは苦手」「数枚だけ作りたい」という場合は、カメラのキタムラなどの専門店に持ち込むのが一番確実です。「ブルーレイからDVDへのダビングサービス」を利用すれば、プロの手で画質調整まで行ってくれます。

方法②:パソコンで変換する

もちろん、パソコンを使って自分でDVD化することも可能です。コピーガード解除の工程が不要なだけで、画質の変換が必要な点は市販ディスクと同じです。具体的な手順やおすすめソフトについては、上の章で紹介する方法がそのまま使えます。

4. 【タイプC】テレビ録画したブルーレイをレコーダーでDVDに焼く方法

「録画した番組をDVDに移したい」というタイプCの方は、基本的にパソコンを使う必要はありません。お使いのブルーレイレコーダーからDVDに焼く機能を使います。ただし、番組のコピー制御、ディスクの種類、レコーダーの機種によって、コピーではなくムーブ扱いになったり、DVD化できない場合もあります。

ただし、高画質なブルーレイをDVDへダビングする場合、画質をダウンコンバートする処理が必須となります。

手順①:HDDへムーブする

ブルーレイディスクに入っている番組を、一度レコーダー本体のハードディスク(HDD)に戻します。多くのレコーダーでは、ディスクからディスクへ直接変換ダビングすることはできません。一旦HDDに戻してから、画質を変換してDVDへ焼くという2段階のステップになります。なお、コピー制御の状態によっては「ムーブ」になり、元のディスクやHDD側の扱いが変わる場合があります。

Step1
ダビングしたいタイトルの入ったBDを挿入します。
Step2
リモコンの「ホーム」ボタンを押し、「ダビング」を選んで「決定」を押します。
Step3
ダビング元として「BD/DVD」を選びます。
Step4
ダビングしたいタイトルを選びます。
Step5
ダビング先が「HDD」になっていることを確認し、「すぐにダビング」などで実行します。
 

これでBD内の番組がHDDに移動します。

ブルーレイレコーダーからdvdに焼く

手順②:画質を落としてDVDへダビングする

HDDに戻った番組を、今度は空のDVDへダビングします。この時、必ず画質変換ダビングを選択してください。

Step1
空のDVD(テレビ録画を扱う場合はCPRM対応メディア推奨)を入れます。
Step2
再度「ダビング」メニューを開き、今度はダビング元を「HDD」、ダビング先を「DVD」にします。
Step3
先ほど戻したタイトルを選び、「決定」を押します。
Step4
ダビング方法の選択で「詳細設定」などを選び、画質を変更します。

画質設定のコツ:ブルーレイの画質のままではDVDの容量に入りきりません。「SPモード(標準)」や「LPモード(長時間)」などを選び、DVD1枚に収まるサイズに調整しましょう。機種によってはDVD-Video形式ではなくVR形式で記録される場合があるため、再生したい機器が対応しているかも確認しておくと安心です。

Step5
ダビングを開始します。
ブルーレイレコーダーからdvdに焼く

手順③:ファイナライズを忘れずに

書き込みが終わった後、最後に「ファイナライズ(ディスクの確定)」を行います。これをしないと、他のプレイヤーやカーナビで再生できません。

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この変換ダビングは、映像を変換しながら書き込むため、「等倍速(再生時間と同じ時間)」がかかることがほとんどです。1時間の番組なら1時間かかりますので、時間に余裕を持って作業しましょう。

5. ブルーレイをDVDに焼く際のよくある質問

Q1. 空のDVDは「DVD-R」と「DVD-RW」どちらを買えばいいですか?

車のカーナビや古いプレイヤーで見ることが目的なら、「DVD-R(4.7GB)」がおすすめです。繰り返し書き込める「RW」は便利ですが、反射率の違いから古い機器では読み込めない(再生互換性が低い)ケースがあります。配布用や保存用には、互換性を重視して「DVD-R」を選ぶと無難です。

Q2. 変換作業にはどれくらいの時間がかかりますか?

パソコンの性能、元のブルーレイの容量、変換設定、使用するソフトによって大きく変わります。

  • 無料ソフト連携の場合:抽出・変換・書き込みが別工程になるため、3時間〜半日かかることもあります。
  • DVDneXtCOPYなどの専用ソフトの場合:対応環境ではGPU加速を利用できるため、処理時間を短縮できる場合があります。

Q3. 焼いたDVDがカーナビで再生できません。

原因として多いのは以下の3つです。

  1. ファイナライズ忘れ: 書き込みの最後に「ディスクを閉じる処理(ファイナライズ)」が行われていないと、他の機器では認識されません。
  2. ディスクの相性: 海外製の激安ディスクなどは読み込みにくい場合があります。国内で流通している信頼できるメーカーのディスクを試してみてください。
  3. 形式の違い: データDVDとして焼いただけでは、カーナビや家庭用プレイヤーで再生できないことがあります。DVD-Video形式で作成されているか確認しましょう。

Q4. 画質はどれくらい落ちますか?

ブルーレイはフルHD相当の高解像度ですが、DVDは標準画質(SD)です。数値で見ると、1920×1080から720×480へ下がるため、大型テレビではぼやけて見えやすくなります。一方、車のカーナビ(7〜9インチ)や小さめの画面で見る用途なら、実用上は気になりにくい場合もあります。

Q5. 音声や字幕は残りますか?

使用するソフト、選択したモード、元ディスクの構成によって異なります。DVD-Videoとして作成する場合は、残したい音声や字幕を事前に選択しておくのが安全です。複数字幕・複数音声をすべて残せるかは、ソフトの仕様とDVD容量に左右されます。

Q6. パソコンなしで、スマホだけでできますか?

基本的には難しいです。ブルーレイを読み込むにはブルーレイドライブが必要で、DVD-Video形式への変換や書き込みにも専用ソフトと書き込み対応ドライブが必要になります。スマホだけで完結するより、パソコンまたはブルーレイレコーダーを使う方法が現実的です。

6. まとめ

今回は、ブルーレイをDVDに焼く方法について解説しました。

  • テレビ録画をDVDにしたいなら → パソコンは不要。レコーダーの「画質変換ダビング」を使いましょう。
  • 自作のビデオを配りたいなら → カメラのキタムラなどのお店に頼むのが楽です。
  • 権利上問題のないブルーレイをDVD化したいなら → DVDneXtCOPY Blu-ray コピーなどの専用ソフトを使うと、変換から書き込みまで進めやすくなります。

「無料ソフトの設定に何時間もかけたのに、結局エラーで動かない……」 そんなガッカリするような思いを避けたい場合は、最初から目的に合ったツールを選ぶのが近道です。特にブルーレイからDVDへの変換は、解像度変換、容量調整、DVD-Video化、書き込みという複数の処理が必要になるため、作業手順をシンプルにできるソフトを選ぶ価値があります。

DVDneXtCOPY Blu-ray コピーには、無料体験版も用意されています。まずは権利上問題のない手元のブルーレイを1枚、DVD規格に変換できるか試してみると、操作感を確認しやすいでしょう。

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この記事が、あなたのドライブや、実家へ帰る時の移動時間を、もっと楽しく快適なものにするきっかけになれば幸いです!